街角花だより

街角花だより (アクションコミックス)

街角花だより (アクションコミックス)

これを読んでいると何とも不思議な感覚に囚われます。
発表順だと、
・街角花だより(明石版)※「百合色の人生第一案」は絵は書き下ろしでしょうか
・願いの全て
・俺様!
・街角花だより(日和版)ブバルディアの首飾り〜街角花語り
・街角花だより(日和版)コスモス日和
ですので、丁度掲載順と逆になっていて、
読み進めていくに連れてどんどん時間を遡っていく様です。
特に『コスモス日和』が今年のものなだけに、対比がはっきりしてしまう感はあります。
含みの多さよりも明快さを重んじていて、よく見える部分は妙にデフォルメされている様な、
表現したいように表現できるようになった、という言い方は失礼ですが、
こうのさんの作風を前面に出せる状況に近くなっているのかな、という感じを受けました。
ただ、古い作品も間違いなく私の好きな、こうのさんの作品で、
だからこそ今の作品があるのでしょうか。
ただ、「〜第一案」はネタに寄りすぎて「それは流石に・・・」な感じですね;